2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

そして謎は残った

一昨日・昨日と、2晩続けてNHKスペシャルを観た。「未解決事件 グリコ・ 森永事件」と題された集中特集番組だった。江崎グリコ社長の誘拐事件に端を発し、京阪神の食品会社への相次ぐ 脅迫事件は店頭で「どくいり きけん」と書かれた商品が発見され、日本を …

ペテン師たちへ

「国からお金をもらい、自分たちは言いたいことを言い、できなかったら 国の責任にする」民主党・安住国会対策委員長が、テレビ番組で被災地の県知事たちを 批判した。自分の党は空中分解寸前、野党からの突き上げ。もろもろの ことで溜まったストレスを被災…

一蓮托生

最近、海江田大臣がお気の毒になって来た。玄海原発の再開問題で いきなりすっから菅首相にはしごをはずされ、地元自治体は大混乱。 自身の責任問題について発言していた。その玄海原発の公開説明会では九州電力のやらせメール問題が発覚。 そして今度は、原…

やると思った

SF作家・小松左京が亡くなった。肺炎。享年80歳。SFは少々苦手なので、 読んだのは『日本沈没』と『復活の日』くらいか。星新一も既に亡くなり、 これでSF界の御三家と呼ばれたうち、存命なのは筒井康隆だけになった。 ご冥福を祈る。合掌。閑話休題。必ず問…

自覚症状なし

「四面楚歌とはどういう状態だか知っていますか?」と、すっから菅首相に 質問した自民党のセンセイがいた。だが、ご本人、まったく実感がないらしい。少し前に「辞めるとはひと言も言っていない」とかふざけたことも言っていたっけ。 誰がどう考えても、四…

盗んで欲しい

「一晩寝かせて」。料理ではよくあるが、事故車両を一旦埋めて掘り起こす。 なんだろう、中国鉄道省。しかも、車両を埋めたのを当初、鉄道省は知らなかったとか。現場判断なの だろうか。そんな大事なことを任せるかぁ?トップ判断だろう、どう考えても。国…

証拠隠滅

「やっちゃえ!やっちゃえ!」と言いながら作業をしたのかは分からぬが、 中国の高速鉄道で脱線事故を起こした車両が地中に埋められた。なんで?事故の検証に必要だろう。しないの?それが中国クオリティ?「日本の新幹線ではありえない事故」と日本人の鉄道…

待望のいい女

自民党がメディアを監視する組織を創設することに呆れていたのだが、 それを超えて失笑するしかないのが資源エネルギー庁だ。東京新聞のスクープだと思うが、原発に関するメディア情報を監視して きたという。不正確であったり不適切な報道を行ったメディア…

英雄たちの退場

評論家・松浦総三が亡くなった。結腸癌。享年96歳。改造社の編集者を 経て、反天皇・反戦の立場からの発言を繰り返した人。若い頃、何作かこの人の著作を読んだっけ。御冥福を祈る。『ローマ人の物語5 ハンニバル戦記[下]』(塩野七生 新潮文庫)読了。ハン…

おかあさんといっしょ

派遣先の仕事は電話オペレーター。毎日、多くのお客様から様々な問い合わせを 受ける。今日も今日とて、鳴り止まない電話を次々とこなす。学校が夏休みなると毎年のように何件か、子供の宿題の為の問い合わせが入る。 今日も1件、そんな問い合わせがあった。…

感謝の心

「ありがとう日本!がんばります東北!」。東北自動車道にそんな 横断幕が登場した。製作したのは白河青年会議所だそうだ。復旧・復興で東北地方に向かう多くのドライバーたちの目に留まって いることだろう。今回の大震災の被災地が、少しずつ前に進んでい…

格好いい男

「体力の限界っ…」といって引退をしたのは横綱・千代の富士だった。 その千代の富士の持つ歴代通算勝ち星の記録を塗り替えた大関・ 魁皇が引退した。一時は横綱になるかと思われた魁皇も、怪我との闘いが続いた。 好敵手であった千代大海が先に引退し、それ…

生き返って来い

「俺は今までお前が死ぬとこを何度も観てきた。そしてその度にお前は 生き返ってきたじゃないか。役者なら生き返ってみろ!生き返って出て 来い!」松田優作の葬儀で、弔辞にこう読んだ原田芳雄が亡くなった。享年71歳。闘病中であることは知っていた。その…

それは検閲だろう

民主党が内ゲバなら、自民党は八つ当たりだ。この度、「報道チェック部隊」 なるものを新設するとか。何をするかと言えば、メディアの報道内容をチェックして問題があれば 対抗処置を講じるんだと。すっから菅首相のやぶれかぶれ内閣の支持率が低迷している…

夏をあきらめて

「どっか行こう〜」という我が旦那の要望に応えて、このクソ暑い(失礼!)なか 外出である。場所は東京・上野。現在、西洋美術館で開催中の古代ギリシャ展を見に行く つもりだった。だが、入場券を購入する為に並んでいる人の列を見ただけで うんざりして来…

斬る

あぁ、また斬っているのか。さぞ切れ味抜群なんだろうなぁ。しばらく前から 新刊書店で気になっていた本である。そう、タレント・文化人を斬らせたら右に出る者はいないであろうと思われる 佐高信の新刊本である。その名も『原発文化人50人斬り』だ。この人…

空へ

直木賞と芥川賞が発表になったのだが、芥川賞は該当者なし。 ふむ…日本の純文学は衰退の一途か。そんなことを言っている私も、受賞作を読まなくなって久しい。 以前は文学賞受賞作品は軒並み読んでいたのになぁ。そもそも小説に食指が動かなくなってるものな…

1日も

不祥事続きで本場所の開催が見送られていた大相撲が、今場所の 名古屋場所から再開である。あぁ、よかった。相撲はやっぱり中継 で見たいものな。初日から3連敗していた大関・魁皇に、やっと勝ち星がついた。それも、 通算勝ち星最多の千代の富士に並んだ。1…

やる気の問題か

今年3月、本来の仕事である編集稼業の整理をした。仕事を選り好み しながら細々と続けて来たのだが、そろそろ自分の勉強に時間を割く 頃だと感じたからだ。で…勉強しているかというとそうでもない。いや、取り敢えずはやっている のだが、どうも脱線気味なの…

おいくら?

携帯電話にメールの着信だ。ふむ、あいつだな。友人のひとりである。「マニラ湾買った」はぁ???なんだ、それ?そもそも買えるのか、マニラ湾って。取り敢えず 返信してみる。「で?いくらしたの?」「何の話?」「買ったんでしょう」「何を?」おかしい。…

救え

福島原発事故の避難地域で、102歳の男性が自ら命を絶ったニュースに ついては以前、日記にも書いた。「自分が避難の足手まといになると思った のだろう」とのご家族が語っていた。そして、今度は93歳の女性が自ら死を選んでしまった。「わたしはお墓に ひな…

ファッショの季節がやって来る

郵便ポストに東京電力からの「節電へのご協力のお願い」なるチラシが 入っていた。ふむ…このチラシを作って配布するのに、どれくらいの経費 が掛ったのだろなんて考えてしまった。「お願い」と言いながら、このチラシには「ご家庭でお願いしたい取り組み」 …

決断のとき

福島原発事故発生の初期、東京消防庁を恫喝したあの海江田万里センセイが 涙目である。今後の原発稼働について、すっから菅首相と合意していたはずなのにいきなり はしごをはずされてんだものな。今回はお気の毒としか言いようがない。首相当時、麻生太郎ち…

なんというタイミングなのだろう。チンピラ大臣の辞任を伝えるテレビ東京のニュース 速報テロップである。下の字幕も併せて読むと、効果抜群である。意図してやった訳ではないだろうが、これは神業だな。凄いよ、テレ東♪さて、「辞任しない」と言っていたチ…

刺客現る

10月に中国を訪問したいから調整して…なんて希望を出したらしい すっから菅首相は、やはり現在の地位に居座る気らしい。「一定の 目途」っていつなんだろう。そんなすっから菅首相を辞任に追い込む為に、閣僚に送り込まれた 男がいる。その名も松本龍。復興…

数字では分からない

仕事を終えて派遣先の建物を出ると、少し先を同じ職場のスタッフが 歩いていた。苦手なタイプのスタッフである。ゆっくりと歩いているので このままだと隣に並んでしまいそうだ。あれ?立ち止まったぞ。ますます距離が縮まるじゃないか。ん?もしか して歩き…

ニッポンの夏

関東平野は梅雨明けしたような梅雨の中休み。暑いったらない。 ムシムシとしたこの季節、毎年のことだが我が家の白クマは 絶滅寸前になっている。それなのに本日は「得意先との打ち合わせだから…」と言って、 スーツ姿で出勤した。あれ?会社自体はスーパー…

覚悟の書か

「感動した 菅どうした」「宰相不幸社会」。数日前にネットで見た書き込みだ。 うまいこと考えるなぁ〜と思っていたのだが、民主党国会対策委員会の役員 控室にこの言葉が張られていたとか。役員控室なんて限られた人しか入れないんだろう。何をしているんだ…