刺客現る

10月に中国を訪問したいから調整して…なんて希望を出したらしい
すっから菅首相は、やはり現在の地位に居座る気らしい。「一定の
目途」っていつなんだろう。

そんなすっから菅首相を辞任に追い込む為に、閣僚に送り込まれた
男がいる。その名も松本龍。復興担当大臣である。

被災地を訪問した際の、宮城県の村井知事に対しての暴言の数々が
物議を醸しているが、あれはすっから菅首相任命責任を問う為の
民主党内反菅派の工作ではないだろうか。謂わば自爆テ・ロだな。

そんな深読みまでしてみたくなるほどの酷さな訳だが、ご本人、当初は
「問題はない」と言い切り、不快感を表明した村井知事の方こそおかしい
のではないか?のように言っていた。

ところが一転。夕方になって謝罪である。しかも謝罪になっていない言い訳
である。「九州の人間は言葉が荒い」「B型で短絡的」なんだとさ。九州の人、
B型の人、こぞって怒っていいぞ。わたしゃB型だがな、あんたのような言葉
は使わん。

それも奥さんから指摘されたからの謝罪らしい。もうねぇ…政治家以前に
人間として如何なものかと思うのですよ。

被災地の知事は国会議員センセイほど暇ではないし、自衛隊を持ち出して
どーたら言っていたが村井知事は陸上自衛隊出身だぞ。自衛隊のこと
なら、お前さんより知っていると思うがねぇ。

それにしても「お客」気分で被災地へ行っていたのか。どんな感覚をして
いるんだろうな。政治家じゃなくてチンピラになればよかったのに。その方が
お似合いだぞ。

仙石といい、海江田といい、このチンピラ大臣といい、恫喝は民主党お家芸
なのか。日本の中枢は本当に崩壊しているな。怒、怒、怒っ!

『文士の私生活 昭和文壇交友録』(松原一枝 新潮新書)読了。

メイン・タイトルよりも副題の方がしっくりくるな。私生活に触れているのはほんの
一部。著者が人生を振り返りながら、交友のあった作家たちの思い出を綴った
エッセイはゆったりと温かい。