2018-01-01から1年間の記事一覧

今年もお世話になりました

今年はいろんなことが盛りだくさんな年だった。 2月には私の入院・緊急手術。10日ほどの入院生活は、痛いやら おかしいやら。退院後はやっぱり家にいるのがいいなぁと実感 した次第である。 6月には派遣・業務委託と勤務形態は変化したものの、10年9カ月 を…

なんで今頃

「福島第一原発事故の放射能は危険ではない」 東京大学の早野龍五教授はず〜〜〜〜っとこう言って来たの。 所謂、「放射能安全派」ってやつね。 でも、その根拠にした個人の被ばく線量のデータが1/3に改竄 されていたってどういうこと?しかも、今になってこ…

リアル・スパイ大作戦

『二重スパイ コードネーム《ガルボ》 史上最も偉大なダブル・ エージェントがノルマンディー上陸作戦を成功に導くまで』 (ジェイソン・ウェブスター 河出書房新社)読了。 ナチス・ドイツからは鉄十字勲章を、イギリスからは大英帝国 勲章を授与されたスペ…

愛し合い、傷つけ合い、独り旅立った

人権派フォトジャーナリストの広河隆一氏にセクハラ疑惑か。 う〜ん…がっかりだよ。 「週刊文春」のスクープなのだが、広河氏の最初の対応はどう かと思った。 「(女性たちは)僕に魅力を感じたり憧れたりしたのであって、 僕は職を利用したつもりはない」 …

馬鹿にされている

「安倍氏は戦後最悪の総理、即辞任しろ」 前々から安倍晋三を批判していたのは知っていたが、はっきり 言っちゃったね。西尾幹二さん。 で、インタビュアーが「でも安部さん以外にトランプ、プーチン、 習近平と渡り合える政治家がいますか」と食い下がった…

恐怖と絶望の日々から立ち上がる

アメリカのトランプ大統領が我が国の首相並みにダメダメなの は分かっている。 分かっていたけどさ、7歳の子供に「まだサンタクロースを 信じている?」って…。それ、言ったらダメな奴ですから〜。 『THE LAST GIRL イスラム国に囚われ、闘い続ける女性 の物…

凄いことずくめだよ

将棋の羽生善治氏が竜王戦に敗れて17年振りに無冠になった とのニュース速報にもびっくりした。そして、アメリカの マティス国防長官辞任のニュースに「あぁ…」と脱力。 遂にか…って感じもするが、来年2月までだそうで、それ以降の トランプ大統領の暴走が加…

不信感が芽生える

やっぱりおかしいわ、今の派遣会社。 「web上で勤怠管理をします」って連絡が来て、今月を移行期間 としてはじまったことは先日書いた。不具合があってきちんとした 画面が出ないとの件だ。 私の帰宅が少々遅いので派遣会社の担当者とはメールでのやり取り …

衰退の一途

ショックだ…。アイスホッケー・アジアリーグに参加している 日本製紙クレインズが今シーズンをもって廃部となる。これで 日本国内で企業が保有しているのは王子イーグルスだけとなる。 寂しいよな。その昔、古河電工が廃部を決めた時、「日光に アイスホッケ…

映像化された作品もある

室内で120本の消臭スプレー缶を空にして、給湯器を点けたら そりゃ爆発しますね。 昨晩の札幌の爆発事故だが、速報では「飲食店で爆発」となって いたがこちらは被害者だったのね。 『サヴォイ・ホテルの一夜 ニューヨーカー・ノンフィクション』 常盤新平:…

最終回

テレビ・ドラマはまったくと言ってほどに観ないのだが、 今年はNHKの大河ドラマ「西郷どん」を割と真面目に 観ている。 その「西郷どん」も今日が最終回なのだが。 そして、もう1本。やはりNHKの金曜夜のドラマ10「昭和 元禄落語心中」を初回放送から逃さず…

作品よりもスリリングな人生だ

『アウトサイダー 陰謀の中の人生』(フレデリック・フォー サイス KADOKAWA)読了。 ジョン・ル・カレとフレデリック・フォーサイスは私の中では スパイ小説の2大巨匠だ。尚、異論は喜んで認める。 ジョン・ル・カレは『地下道の鳩』と題した回想録を出版し…

不安だわ

多くの派遣会社で仕事をしたわけじゃないんだけどさ、現在の 仕事場を紹介してくれた派遣会社はちょっとどうなのか?と 思うの。 月の半ばと月末に派遣先で承認をもらったタイムシートを送る ことになっているのだが、出勤時間・休憩時間・退勤時間が 不鮮明…

刃を向けるな

私たちが普段見慣れた鉄条網とは、よじった針金の先端が尖った もの。だが、沖縄・高江の森に張り巡らされた鉄条網には等間隔 に剃刀の刃が付いている。 このカミソリ鉄条網は高江の森だけではなく、今月初めには辺野古の 新基地建設の為に土砂が搬出される…

差し控えろ

「日本が第2次世界大戦の結果を認めなければ、一切議論できない」 ロシアのラブロフ外相が言っていたのよ。まぁ、ロシアとしては 言うだろうね。メディアじゃあんまり大きく取り上げられなかった けどさ。 こんなことを言われたら、当然のように記者から質…

あんたはクソッたれの嘘つきだ

『恐怖の男 トランプ政権の真実』(ボブ・ウッドワード 日本経済 新聞出版社)読了。 本書を読んでいる途中でまたひとり、トランプ政権から人が去って 行くことが発表された。ジョン・ケリー首席補佐官が年末までに 辞任する。 辞任というより更迭かもな。政…

真相は判明しない方が魅力的

『死に山 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の 真相』 (ドニー・アイカー 河出書房新社)読了。 怖い、怖い。冬山、怖い。何が怖いって 気温が−30℃だって 言うんだから怖い。見渡す限り雪原で、強風が吹いているのも 怖い。人里離れた山国なん…

太っ腹

2020年が東京オリンピック、その5年後に大阪が万博の開催地 にきまったんだよね。 誘致費用だけで官民合わせて約36億円ですってさ。大阪のチンピラ 府知事曰く「2兆円の経済波及効果を実現する為の必要経費」なんだ とさ。太っ腹だね、自分の金じゃないから…

負の遺産を作り続けるのか

「原発の新増設はしない」って言ってたはずなのにさ、何よ? 新小型原発の開発って。ねぇ、経産省さん。 福島第一原子力発電所の発電所の事故はもうお忘れか?グダグダ だったろうよ、経産省は。 いいですか、今現在抱えている核のゴミの最終処分も決まって…

グレッグは取り戻せなかった

『真相 イラク報道とBBC』(グレッグ・ダイク NHK出版) 読了。 「イラクは45分で大量破壊兵器を配備できる」 イギリスがイラク戦争に参加する大義名分としたのが、当時の首相 トニー・ブレアが行った2002年9月の政府声明だった。 そして、イギリスとアメリ…

問題発言

秋篠宮殿下、53歳のお誕生日おめでとうございます☆ 率直な物言いをなさる殿下だが、お誕生日に先立って行われた 記者会見での発言が議論を呼んでいる。 まぁ、殿下は以前にも皇太子殿下の人格否定発言に対して苦言を 呈したり、「皇族の数は少ない方がいい」…

利権はここにあったか

なるほどな。水道民営化は麻生太郎絡みか。 水道民営化で悪名高いヴェオリア・ジェネッツ社と、麻生の会社が 業務提携している。そして、麻生の娘はヴェオリア・ジェネッツ社 の役員に嫁いでいるのね。 既に北海道から九州まで、水道料金徴収の業務を請け負…

大正天皇の知られざる一面

『女官 明治宮中出仕の記』(山川三千子 講談社学術文庫)読了。 堂上公家・久世家の姫様は、明治天皇の后・美子皇后付の女官として 18歳で宮中に上がった。 「宮中で見聞きしたことは他言ならぬ」。 その禁を破って、著者が自身の体験を綴ったのは退官から…

返って来ない

「北方領土は日本固有の領土です」 政府広報でもこんなキャッチフレーズでテレビCMを流して いたのにさ。 「北方四島はわが国固有の領土か」と記者に聞かれ、「交渉の前 なので、政府の考えについて申し上げるのは一切差し控えたい」 だってさ。 11月22日に…

人間であることを忘れるな

『新移民時代 外交人労働者と共に生きる社会へ』(西日本新聞社:編 明石書店)読了。 最低賃金を下回る時給、長時間の過酷な労働、人権などまったく認め ない虐待。しかし、転職は認められない。逃げ出せば逮捕される。 日本政府が表向き「国際貢献」と称す…

波乱の銀行時代、そして裏切りの郵政民営化

『ザ・ラストバンカー 西川善文回想録』(西川善文 講談社文庫) 読了。 「不良債権と寝た男」。マスコミは西川善文氏をこう呼んだ。その 呼び名通り、住友銀行時代の氏の仕事は不良債権処理が連綿と続いて いたと言っても過言ではあるまい。 新聞記者志望だ…

税金泥棒

カルロス・ゴーン氏の逮捕で、他のいろんなニュースがぶっ飛ん だようで、阿呆(麻生)太郎の発言もあまり大きな扱いではなかっ たな。 国会では野党に批判されているが。 「北九州と比べると分かりやすい。人の税金を使って学校に行った。 東京大学出たんだ…

これはファンタジーだ

参考文献・参考資料の記載がない。 先日発売となった百田尚樹大センセイの話題の書『日本国記』は、 直後からアンチ百田の人たちによってあら捜しの対象になっており、 Wikipediaからの引用(丸写し?)が指摘されていた。 これ、書いたご本人も認めたらしい…

意識は別のところに行ってました

久し振りにニュース速報にびっくりした。日産のゴーン会長逮捕 である。 役員報酬の過少報申告と会社資産の私的流用?散々リストラした 挙句、こんなことで逮捕かぁ。 この問題、日本国内だけで収まるのかな? 『粘膜黙示録』(飴村行 文春文庫)読了。 ごめ…

アメリカン・ドリームは見果てぬ夢になった

『ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち』 (J.D.ヴァンス 光文社)読了。 無名の31歳の弁護士が綴った自叙伝がアメリカで大きな反響を 呼んだのは2016年。イェール大学ロースクール出身の白人男性。 成功者であるとも言えるだろう…