新潮社とあろうものが

どうしたんだ、新潮社。

百田尚樹大センセイの小説をほめちぎる感想をTwitter
投稿したら図書カードが当たるよっ!」

などという宣伝キャンペーンを打ったところ、批判続出で
わずか2日で中止になった。

宣伝キャンペーン自体もどうかと思うが、もっと目を疑った
のは新潮社が掲載した例文である。

「国語の教科書にのせるべきだ」
「そうか。この本と出会うために、僕は生まれてきたんだ」

関係者曰く「面白いと思った」そうだが、気持ち悪いわ、
こんなもん。いくら出版不況とは言え、もう少し考えて
くれないかしらね。

世に溢れる書評や本のレビューがすべてやらせじゃないとは
言わないけどさ、こんなあからさまなことを版元がやっちゃ
いかんだろう。

このキャンペーンを打ったのが幻冬舎なら分からんでもない
のだが、新潮社だよ。新潮文庫好きの私としてはガッカリ度
が半端じゃない。

お願い、新潮社。この件をよ~~~く考えてみてくれ。