これからはローマ字だ
「中国を偉大な国と勘違いさせる漢文授業を廃止せよ」
今朝の朝日新聞に掲載されていた右翼論壇誌「SAPIO」の
広告に出ていた見出しである。記事を執筆しているのは
大ベストセラー作家・百田尚樹センセイだ。
こんな雑誌は買うだけお金の無駄なので見出ししか読んで
いないのですが、えっとぉ…どこから突っ込もうかと悩むわぁ。
明治とか大正とかの知識人って漢文の素養がなかったっけか?
日本の元号も漢籍から取られてるってのは知っていてこういう
事を書いているんだろうか。まさかね、大作家センセイが知らない
なんてことはないわよねぇ。
結局は自称保守なんてのはこの程度なんだろうなと思う。考えが
と〜〜〜〜っても浅いんだわ。
漢文がダメなら漢字もダメだよね。そうなるとですよ、ひらがなも
漢字から派生したので使えないってことになりませんかねぇ。
カタカナも同様だわねぇ。
中国憎しで文化まで否定しますか、そうですか。それは日本の
文化さえ否定することになるんだけどいいんだろうか。
あれかな?今後、日本での筆記文字はローマ字でもする気なの
だろうか。本当に頭悪いだろう、百田尚樹。
『アメリカ人の物語1 青年将校ジョージ・ワシントン』(西川秀和
悠書館)を読み始める。
某書評サイトの献本で頂いたもの。自称「アメリカ氏の伝道師」と
いう著者が、歴代アメリカ大統領を中心に据えて書いたアメリカ史
の第1巻なのだそうだ。
既に飽きてるんだが…。(-_-;)