敵前逃亡

昨夜は千代の富士ショックのまま、テレビ東京池上彰都知事
特番を見ていた。

投票締め切り直後に小池百合子当確だった。早かったねぇ。

「組織に頼らず、頑張る百合子ちゃん」が票を集めたのかしらね。
自民党の推薦は受けてないけれど、日本会議はバックにいるのじゃ
ないかしらね。

池上選挙特番で一番見たかったのは鳥越氏の敗戦の弁だったの
だけれど、見事に(?)逃げました。

当確が出た直後の選挙事務所からの中継で、リポーターが早々に
池上氏のインタビューを受けるのは難しいと言っていた。

「私の質問を受けない、ということのようですね」とは池上氏のひと言。

鳥越氏はジャーナリストである。キャスター経験もある。その人が、
逃げた。敵前逃亡と言われても仕方ないよ。

衆院選や先の参院選の特番で池上氏のインタビューを受けてバカを
晒したセンセイたちもいたけれど、出て来るだけましか…なんて思って
しまった。

鳥越さん、文春砲の批判ばかりしてちゃダメですよ。

引き続き『ヒトラーのオリンピックに挑んだ若者たち ボートに託した夢』
(ダニエル・ジェイムズ・ブラウン 早川書房)を読む。

「政治はスポーツに介入すべきではない」

ナチス政権下でのベルリン・オリンピックの際、アメリカ国内ではこんな
意見があったんだね。モスクワの時もこうだったらよかったのに。