ヘイトのタヌキ

あれは2013年のことだった。特定機密保護法が強行採決される
寸前、まだ国会議員だった小池百合子が質問に立った議員に
とんでもない野次を飛ばした。

「日本語読めるんですか?分かるんですか?」

野次を飛ばされた相手は誰あろう、翁長前知事の死去を受けで
沖縄県知事選に名乗りを挙げ、見事に当選した玉城デニー氏で
ある。

デニーさんの名前を見る度に、私は小池百合子のこの野次を
思い出しちゃうんだよな。酷すぎるものねぇ。

「緑のタヌキ」ならぬ「ヘイトのタヌキ」だわな。レイシスト
東京都知事、嫌だわぁ。

引き続き『沈黙の向こう側 インド・パキスタン分離独立と引き裂かれた
人々の声』(ウルワシー・ブターリア 明石書房)を読む。

インド・パキスタン分離のどさくさで、拉致された女性の人数って
はっきりしてないのか。