日本沈没しませんように

2日連続で友人たちと外食をしていたら、九州が豪雨で酷いことに
なっていた。そして、本日は北海道が豪雨被害だ。

どうなっちゃうのだ?日本は。9月の台風シーズンでもあるまいし、
こんな雨の降り方はおかしいだろう。

日本沈没」。そんな言葉が頭に浮かんだ。今回の豪雨被害も
拡大しそうだ。これが自然災害の怖さだよな。

九州と北海道、日本の南と北。でも、今後、どこが同じような豪雨に
見舞われるか分からいものなぁ。怖い怖い。

『傷のあるリンゴ』(外山滋比古 東京書籍)読了。

生きるヒント…のようなエッセイである。本来、この手の本は読まないの
だが、読書コミュニティ・サイトの献本で当選したので読んでみました。

傷のあるリンゴは甘い。著者がどこかで聞いた言葉。それは人間にも
当てはまる。完璧な人間より、少々欠点のある人間の方が面白みが
あっていい。

時々、完璧主義者だと思われることがある。多大な誤解どころではない。
自慢にはならぬが、様々な失敗を重ね、今でも日々「あわわ」と思いな
がら生きている。

人間なんて皆そんなものなんだろうと思う。

本書はいろんな言葉を引きながら綴られたエッセイである。ある程度、
社会経験を積んだ人なら「うん、あるよね。こういうこと」と思うだろうし、
これから社会へ出る人だったら「あぁ、そう考えればいいのか」と感じ
るだろう。

心が疲れたれ時、ぱらぱらとページをめくって本書の中の1篇を拾い
読みしたら少し心が軽くなるかもしれない。

冒頭の「ヒマなほど忙しい」なんて、本当に分かるもの。

3日以上の休みがあると「よしっ、あの大作に挑戦しよう」と意気込んで
秘蔵(?)しておいた本を取り出すのだが、出勤日よりも読書時間が
明らかに少ないものなぁ。

「まだまだ時間があるからいいや」の罠にはまるのが、私の休日の過ごし
方である。うぅ…図星を突かれた。反省しよう。