新資料
昨夜はNHKスペシャル「全貌二・二六事件~最高機密文書
で迫る~」を見た。
凄いな、海軍側が残していた資料が見つかるなんて。
陸軍の動きを警戒・監視しつつ、政府要人の暗殺計画を事前に
知っていながら黙っていた日本海軍。
「激闘ガダルカナル 悲劇の司令官」の回でも、海軍
は一木支隊を見殺しにしていることを詳らかにしていた。
えげつないわ、日本海軍。2.26では憲兵隊から逐一報告を受けて
いたらしいが、これは例の、憲兵隊による盗聴作戦に繋がるって
ことだな。
今年も終戦の日前後のNHKスペシャルはよかった。気になりつつも
どうしても情報がなかった日本新聞のことも「かくて自由は死せり
~ある新聞と戦争への道~」で取り上げてくれた。
と、この日記を書いている途中で、昭和天皇に関する新たな資料が
発見されたとのニュースがっ!
初代宮内庁長官田島道治氏が、約5年に渡って昭和天皇との対話を
記した「拝謁記」である。
これは、今後の番組化・書籍化を待ちたい。
「拝謁記」が出て来たということは、侍従長だった入江相政氏が
残したと言われる昭和天皇の聞き書きも、どこかから出て来る
可能性があるかもしれない。