美術館で散財す
会期ぎりぎり。やっと行って来ましたよ、ミュシャ展。今回の
目玉「スラヴ叙事詩」はこの展覧会を逃したら、チェコまで
見に行かなければならないからね。
平日だと言うのに人の多さにたじろいでしまったのだが、
どうしても見たいでしょ、「スラヴ叙事詩」は。
圧倒された。その大きさは勿論のこと、絵の持つ力にだ。
行きかう人の邪魔になっただろうが、ひとつひとつの作品の
前で呆然と佇んでしまった。
いつまでも見ていたい。そんな作品だった。
そして、調子に乗って散財。図録だけで止めておけばよかったのに、
ポストカードとクリアファイルまで買ってしまった。
来週月曜日までだからもう一度は無理だろうなぁ。
『ヒロシマはどう記録されたか 上 昭和二十年八月六日』(小河原正巳
朝日文庫)を読み始める。
昭和20年8月6日、人類史上初の原爆投下により壊滅的な打撃を受けた
広島市。その爆心地にもジャーナリストたちがいた。
原爆の被害を彼らはどのように伝えたのかの記録。