3年B組原発先生

「たとえば、私どもはテレビ局で仕事しておりますけど、
テレビ局にやっぱり電力を消費しないために1日6時間、
放送をやめるとかっていう覚悟が各局にあるかとか、
そういうことまでも込みで考えて原発再稼働を認めずという
ような決心をすべきであって、国は間違ったことやってるぞ、
はんたーい!という、そういう単純な話ではもうなくなったような」

なんだ、この単純な…というか、幼稚な発想は。発言の主は
タレント・掛田鉄矢である。

元々、私はこの人が嫌いなんだ。あの国民的(?)ドラマ
3年B組金八先生」が気持ち悪くて仕方なかったのだも。
なので、この人が坂本龍馬好きを強調するたびに、龍馬
までも興味を持てなくなった。

坂本龍馬には謝るが…。

さて、今回の発言である。福島原発事故以降、原発推進派は
よくこれと同じようなことを言うんだよね。「エアコンやめろ」とか
「コンビニの営業時間を短縮しろ」とか「自販機減らせ」とかね。

ドラマでの教師役が当たったばかりに、まるで自分が教師だった
ように錯覚して説教ばっかりしてるんだよね、この人。

それなのにこのあまりにもお粗末な根拠。要は自分がテレビに
出る機会が減ると困るってことか。

とりあえずは日本が何故、原子力発電所を作るようになったか。
その歴史から勉強して出直して来てくれ。


引き続き『フードトラップ 食品に仕掛けられた至福の罠』
(マイケル・ モス 日経BP)を読む。

ケロッグの「コーンフレーク」って当初は甘くなかったのか。