これでいいのか

「ヒゲの殿下」、三笠宮寛仁親王がご逝去された。66歳は若いよな。
福祉の仕事に専念したいから皇族を辞めたいと言ったり、煙草を吸い
ながら記者会見したり、アルコール依存症であることを公表したり。

型破りな皇族だった分、親近感を抱かせる方だった。病状の急変を
受けて海外にお出掛けだった長女の彬子様が間に合ってよかった。
ご冥福を祈る。合掌。

閑話休題

この人のことにはあまり触れたくないのだが、触れずにはいられない
のが大阪市長の人である。

大飯原発の再稼働に対して強硬に反対していたはずなのに、「電力が
不足したら再稼働」なんていう妙なことを言い出したと思ったら、今度は
再稼働容認だとさ。

ふ〜ん。やっぱり大衆迎合発言だったんだね。そもそもこの人、原発
のことを分かっているのだろうか。「電力が不足したら再稼働」なんて
そんな都合よく動かせるものじゃないんだが。

おまけに国政に議員を送り込んで天下取り計画もトーンダウンだ。
なんだろうねぇ、こいつは。

尚、twitter憂国の士気取りの漫画家・小林よしのりと喧嘩をしている
ようだが、相変わらず発言は幼稚。まるで子供の喧嘩のよう。

こんなのが政治家、こんなのが弁護士。日本っておかしくないか?

『3.11 複合被災』(外岡秀俊 岩波新書)を読み始める。

過去に観測の例がないM9.0の大地震、続いて襲った大津波。そして、
人災でもある福島原発事故

世界的に見ても稀な複合災害だった東日本大震災の被災地を訪れ、
その時、何が起こっていたのか。大規模災害からどんな教訓を得られ
るのかをレポートする。