札束がモノを言う?

名水百選の地に選定しておきながら、今度は「原発事故で出た
汚染ゴミの最終処分場を引き受けてね」ってさぁ。

しかも最終処分場の選考に名水百選の件は含まれてないってさぁ。
自分たちで「きれいな水ですよ」って太鼓判を押したのに、今度は
それを汚染しちゃうの?

確かにどこかが引き受けなくてはいけないことは分かってるよ。
現在の仮置き場だって限界だろうし、保存している仮容器も
あまりにも年月が経てば老朽化するだろう。

それでもさ、もうちょっと考えたら?最終処分場にするのは国有地
だからいいじゃんってことなのかなぁ。それとも、地域の人たちが
反対の声を上げたら最終的には札束で頬を張るつもりなのかな。

あ、そうだよね。大臣ご本人が「最後は金目でしょ」って言いていた
ものねぇ。その金、税金だぞ。ゴラァ。

栃木県では最初は矢板市に作ろうとして猛反対され、今度は
塩谷町。でも、お願いしに行ったのは副大臣。お坊ちゃま大臣
の伸晃くんは、よっぽど大震災・原発事故関連のお仕事が
お嫌いとお見受けする。

先日、菅官房長官内閣改造を匂わせていた。この人も安倍
晋三も好きじゃないが、どうか伸晃くんに重要ポストなど用意
しませんように。

引き続き『核時計零時1分前 キューバ危機13日間のカウントダウン』
(マイケル・ドブズ NHK出版)を読む。

まだ半分にも達しない。600ページ超。先は長い…。