飽食の時代に

スーパーに、コンビニに。出来あいの総菜や弁当が溢れるほどに並ぶ。
街を歩けばそこここにファスト・フードをはじめとした飲食店がある。

それなのに人が餓死する。さいたま市で60代の夫婦と、息子と思われる
30代の男性がアパートで亡くなっているのが発見された。

電気・ガス・水道が止められ、死・の直前は汲み置きした水道水だけで命を
繋いでた。

少し前に北海道で、やはり姉妹が亡くなっているのが発見された。姉は
病死、知的障害のあった妹は餓死と報道されていた。

「世界の飢餓地域に食糧支援を」という新聞広告が出る日本で、食べる物も
なく亡くなる人もいる。この世の矛盾か。

数年前、生活保護が受けられず「おにぎりが食べたい」とのメモを残して
亡くなった男性もいた。

それぞれに事情は異なるのだろう。だが、切ないことに変わりはない。
どうにか救えないのかな…と思ってみる。

引き続き『世界を動かした21の演説 あなたにとって「正しいこと」とは何か』
(クリス・アボット 英治出版)を読む。

子ブッシュの演説よりビンラディンの演説の方が説得力があるのは何故?
「過小評価」を「過小誤解」と言ってしまうような大統領だから?やっぱり
子ブッシュって少々足りないのか?頭のねじが。