ガッテン!

「関係各国との協議に参加する」と言って日本を出発しておいて、
アメリカ・オバマ大統領には「参加伝達」。なんと素敵な二枚舌
なのだろう、どじょう首相は。

どの面下げて日本に帰って来るのかなぁ。帰国以前に首相官邸
焼き討ちにあってもおかしくないと思うのは私だけか?

アメリカが日本の利益ならないことを押し付けてきたらノーと言えば
いい」とは口先番長・前原政調会長の発言である。

ノーと言える日本…あんたは慎太郎か。でもな、普天間基地移設問題の
際に「病院や学校を移転させればいい」と言ったことを、わたしゃ忘れない
ぞ。アメリカの犬が何を言うって感じなんですけど。プンスカ。

『ベストセラー炎上 妙な本が売れる変な日本』(西部邁/佐高信 平凡社
読了。

共著も出しているふたりがベストセラー本を俎上に乗せてのテレビ番組で
の対談を活字化したもの。何度か録画したものを見たが、映像の方が
面白いかも。

佐高氏の斬れ味もさることながら、西部氏の回りくどさも今なお健在だ。
「○○の語源は…」って話が好きだよね、西部氏は。これが始まっちゃうと
元の話がなんだったのか忘れがち。笑。

取り上げtられているは勝間和代村上春樹内田樹竹中平蔵、塩野
七生、稲盛和夫の6人。それぞれの著作ばかりでなく、人物までもを
容赦なく批判である。

「活字の流動食」。佐高氏が村上春樹1Q84』を評してのひと言である。
この部分を読んで、ハタと膝を叩いた。該当書は読んでいないが、同じ
著者の『ノルウェーの森』を読んだ時、読後に何も残らなかったのは
「流動食」だったからか。ガッテン!