閉塞感

ギリシャ問題が少々鎮静化したと思ったら、今度はイタリアである。
イタリア男の悪い(?)部分を寄せ集めたようなベルルスコーニ首相が
退陣表明だ。

政治以外の分野での発言・行動が注目の的だった。見ている分には
楽しかったのだけどなぁ。

先日のG20の際にフランスのサルコジ大統領が「ヨーロッパが爆発
する」と言っていたが、本当に爆発しそうだ。

ギリシャ、イタリアと来て、さて、次はどこ?って感じか。世界的不況
だから、どこの国が倒れてもおかしくないか。

ヨーロッパではないが、急激な経済成長を見せた中国も最近では
翳りが出て来てるしね。

日本もTPP参加だ、いや不参加だとか、消費税上げるぞとかで
かまびすしい。でも、世界全体を覆うこの閉塞感はいつになったら
消えるんだろうか。

在日米軍司令部』(春原剛 新潮文庫)を読み始める。

東西冷戦の終結後、その在り方の見直しを迫られた日米同盟。
日米の安全保障はどうあるべきか。在日米軍を通して、日本と
アメリカの関係を描く。