ご飯の友

「ご飯の友」をテーマにしたバラエティを見ている。私ではない。テレビっ子の
我が旦那である。

納豆は大好きだし、生ものも勿論食べられる。大概の日本の食べ物は食べられる
旦那だが、海苔だけはどうも苦手なのだ。

「口の中にくっつくのが嫌」なのだそうだ。なので、たまには旅館風に海苔に卵焼き、
鮭の塩焼き…なんて朝食が摂りたいと思うのだが、ひとりの時にしか出来ない。

でも、巻き寿司なら食べるんだよなぁ。あれはご飯の湿気で海苔がしっとりと
しているからいいらしい。

炊きたてのご飯に醤油をちょっとたらして、パリパリの海苔でくるんで食べる。
海苔と醤油の香りが口いっぱいに広がって、「日本の朝」って感じなんだけどね。

あぁ…こうして書いているだけで食べたくなって来た。さすが、食欲の秋だぜ。

尚、我が旦那の一番の「ご飯の友」は、大根おろしを混ぜた納豆である。
安上がりだ。笑。

『なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか』(スーザン・A・クランシー
 早川文庫)を読み始める。

ハーバード大学の研究者である著者は、新聞に被験者の広告を出す。
「エイリアンに友愛されたことがある人、求む」。

人は何故、偽の記憶を作り出すのか。客観的な証拠もないのに、どうして
宇宙人に誘拐されたと信じるのか。人間の心理を探る書である。

そういえば日本にもいたな。誘拐なのかは分からぬが、金星だか、火星
だかに行ったとか言う人が。鳩山幸って言ったかなぁ。それで、そこの
宇宙人と結婚したってことなのか。笑。