露見

旦那「ちょっと聞きたいことがあるのですが」
私「あ?」
旦那「秋になると何度かマツタケご飯が出て来ますが、あれは
   本物のマツタケですか?」
私「……」
旦那「まさかとは思いますが、エリンギ?」

今朝の我が家の食卓での会話である。

何故、分かった。エリンギを細く裂いてマツタケ風味のお吸い物の
素を入れて炊いた、正確には「エリンギご飯」である。

どうやら昨夜、テレビでやっていたようだ。ふんっ、余計なことを。
我が家ではマツタケの香りがすればそれは「マツタケご飯」なのだ。

どうせロシアじゃマツタケは捨ててたんだろう。日本で高く売れると
分かってからは高騰したらしいけれど。

しかも我が家の白くまは日本に来て、初めてマツタケを口にした
くらいなんだから。いいじゃん、マツタケ風味のエリンギで。

まぁ、ばれても今年も作るんですけどね。お吸い物の素で。

引き続き『ブラックウォーター 世界最強の傭兵企業』(ジェレミー・スケイ
ヒル  作品社)を読む。

序章のバグダッド・ニスール広場の虐殺だけで既に気分が悪いわ。
何もしていないイラク人に一方的に発砲。そりゃ、憎しみばかりを
買うだろうよ。