不信感いっぱい

公益及び公の秩序を害すれば、集会、結社、言論・出版の
自由を認めない。

自民党憲法改正案にはこんなことが書かれている。実質、
現行憲法が認めている集会・結社・言論・出版の自由の規制
である。

「公益及び公の秩序」を害する」ってのは誰が判断するんだ?
判断する側のさじ加減じゃないのか?

これって治安維持法を新憲法に盛り込もうってことじゃないの?

この改正案を読んでプンスカしていので、危うく見逃すところだった
のだが自民党は「教科書法」なるものを検討していた。

南京虐殺従軍慰安婦を念頭に置いているのだろうが、学説が
未確定の事項は教科書に記載しないと明記するとか。

要は「自虐史観を教えてはいけません」ってことか。

まぁ、自民党さんが何を「自虐」っていうのか分かりませんけどね。
村山談話河野談話は否定しますよってことでいいんでしょうか。

日本が、右へ動き始めた。

参議院で安倍ちゃんへの問責決議案が可決されたとか。
問責じゃなくて内閣不信感決議でも提出してくれないか?
不信任案じゃないんで拘束力はないけれど。

ディープスロート 大統領を葬った男』(ボブ・ウッドワード 
 中央公論新社)を読み始める。

時の大統領ニクソンを辞任に追い込んだウォーター・ゲート事件。
報道をリードした「ワシントン・ポスト」には情報提供者が複数いた。

そのなかでも「ディープスロート」と呼ばれた最重要な情報提供者
との出会いと、彼が正体を明かすまでを経緯を綴る。