対案は現行憲法

民進党にはなんの期待もしていないけどね。本当は自民党に対抗
出来るような野党になって欲しいとは思っているのだけど。

蓮舫代表の国籍問題はうやむや。野ダメ幹事長は選挙での野党
共闘には消極的。言っておきますど、今の状況で民進党単独で
与党になんてなれませんよ。

それなのにここへきて、細野代表代行が「憲法改正案を4月に発表
する」なんて言い出した。

はぁ?憲法改正自民党の糞みたいな(失礼)改正案への対案って
ことか?

あのトンデモ改正案への対案であるなら、現行の日本国憲法を出せ
ばいいだけなんじゃないの?

「教育が最重要と考えるのであれば、しっかり憲法に書くというのは
極めて自然な話だと思う」

バカなの?民進党が教育無償化を目指しているのは分かるけれど、
それは立法で出来ることだろう。憲法に記すことではありません。

細野代表代行、憲法って何か分かってますか?是非とも樋口陽一
先生と小林節先生の『「憲法改正」の真実』(ちくま新書)を読んでくれ。
なんなら、事務所宛に送ろうか?

『安倍三代』(青木理 朝日新聞出版)を読み始める。

我が国首相・安倍晋三が自分の祖父としてよく名前を出すのが岸信介
しかし、それは母方の祖父。彼がほとんど触れることのない父方の祖父・
安倍寛、そして「次の総理総裁」と言われながら病に倒れた父・晋太郎
と、三代に渡る安倍家の系譜を辿る。