また大津市ですか
中学校でのいじめ自殺問題ですったもんだしている大津市で、今度は
生活保護の申請に訪れた人に対して市の職員が嘘を吐いた。
市民の方には申し訳ないが、大津市って市を挙げて嘘吐きなところなのか。
「最低でも10日間は野宿しないと申請出来ない」って何よ?
まずはホームレスになりましょうってことですか?初耳だよ、こんな規定。
各自治体は生活保護受給者を増やさないよう、あの手この手で申請を
断念させようとしているという話は耳にする。それでも、今回の大津市の
対応は酷いだろう。
NPOなどの支援団体の抗議によって、虚偽の説明を受けた人は需給を
受けられるようになったようだ。
でも、支援団体に相談するという方法を思いつかなかったら噓の説明を信じて
ホームレスになるか、申請を諦めて苦しむかしていただろうな。
今回は明らかになったが、過去にも同じような説明をしていないか。
遡って調べてみる必要があるんじゃないか。
『検証 東日本大震災の流言・デマ』(荻上チキ 光文社新書)を読み始める。
大震災後にネット上に溢れた流言やデマ。それはどのように発生し、どの
ように鎮静化するのかを検証する。