親子の会話
私は今でも時々、母に怒られる。
今日も仕事帰りに実家に立ち寄った頼まれた買い物のうち、忘れたもの
がいくつかある。よりによって、近日中に必要な物を忘れ、ついでに頼まれ
たものだけをしっかりと購入していた。
叱られて、それでもヘロヘロしていたら母の雷が落ちた。
「どうしてそう馬鹿なのっ」
う〜ん、「どうして」って言われてもなぁ。言葉に詰まってやっと口にした
のが次の答え。
「お母さんの子供だから〜」
いかんっ!火に油を注いだか。沈黙する母。しばらくの間、人の顔を
じっと見て口を開いた。
「…それじゃあしょうがない」
う〜、納得しちゃったよ。ま、いっか。それ以上に怒られなかったから。
さて、明日は忘れた物を改めて買いに行かなくちゃ。汗。
『福島原発の真実 最高幹部の独白』(今西憲之+週刊朝日取材班)を
読み始める。
政府や東京電力本店の発表は嘘っぱちだ。未曾有の大事故となった
福島第一原発で事故処理にあたった現場の最高幹部が遺したメモを
元に、緊迫した最前線の様子を描き出す。