昭和史を学べ
「テロ等準備罪」って、どんなに金田法相がのらりくらり答弁して
も結局は「共謀罪」でしかないじゃんっ!
衆議院の法務委員会で案の定、強行採決されたけどさ。本当に
それでいいのか?公明党。創価学会の創設者である牧口常三郎
は治安維持法で検挙されて獄死してるんだが…。
これで参院を通過して本当に法案が成立したら、今後予想されるの
は共謀罪の捜査の為の通信傍受だとか盗聴だとかが無制限で許可
されること。
そして、国会前などで行われているデモに参加している人は軒並み、
公安警察に目をつけられるってことだ。
「テロを未然に防ぐ」なんて建前なんだと思うのよ。一番やりたいのは
憲法改正までに政権に反対の声を上げる人たちを根絶やしにする
ことなんだと思うわ。
国連の報告者が「共謀罪はプライバシーや表現の自由を制約する
恐れがある」との書簡をでんでん晋三に送ったのだから相当に危険視
されているのだと思うわ。
「昭和の歴史の勉強が今ほど必要な時はないと思うんですよ」
「政府の言うことを聞いて、何も反体制的なことは考えずに、一生懸命働い
て、そして政府の言いなりになっている人が、一般人ということになりませ
んか」
昨日のTBS「報道特集」で昭和史の大家・保坂正康氏が言っていた。
勉強すべき政治家たちがこぞって頭が悪いとしか思えないわ。
『種の記憶 亀倉雄策伝』(馬場マコト 日系BP)を読み始める。
1964年の東京オリンピックのエンブレムで有名な、デザイナー亀倉雄策の
評伝。2020年東京オリンピックのエンブレム問題が噴出した時期に発行
されたのだけれど、積んだままになっていた。(^^ゞ