日本の倫理
デング熱の感染者が増えている。関東のみならず、新潟や北海道で
までだ。そして今日は代々木公園に近いNHKの職員も感染していた
ことが明らかになった。
東京都は代々木公園で捕獲した蚊を分析したところ、デング熱の
ウィルスを持つ蚊が発見されたと発表。
これに伴って、代々木公園の一部が閉鎖された。都内の憩いの
場所がなぁ。でも、感染者を増やさない為には仕方ないか。
一方、アフリカではエボラ出血熱の死者が増えている。こちらも
心配ではある。
そして海外の感染症や内戦などのニュースを見ていて思うのだが、
なんで海外の映像なら遺体を放映するんだろうか。
日本国内で、日本人の遺体だったら絶対に映さないよね、テレビは。
それなのに海外で、外国人の遺体ならいいのか?どういう基準なの
でしょうか。
よく分からんね、日本の放送倫理は。
『アレン・ダレス 原爆・天皇制・終戦をめぐる暗闘』(有馬哲夫
講談社)を読み始める。
アメリカのスパイの元締め・CIA長官。そのスパイの親玉を務めた
アレン・ダレスの評伝。といっても、対日終戦工作までなのだ
けれどね。