100年目

宝塚歌劇団の大ヒット作となった「ベルサイユのばら」の初演を
見たのは子供の頃。確か祖母がどこかで頂いたチケットだった。

原作は読んでいたが、華やかな舞台に圧倒された。しかも男役
の人たちのなんと麗しいことか。

ファンになるというほどではなかったが、テレビで舞台中継があれば
見るくらいだった。

社会人になり仕事の関係で月1回、本拠である宝塚に通った。音楽
学院は勿論のこと、その頃のトップスターの方々にお会いする機会
もあり、公演もひんぱんに観た。

その宝塚歌劇団が、今年の4月で創立100周年を迎える。そして、
記念行事の一環として歌劇団に貢献したタカラジェンヌや演出家
100人の殿堂入りが発表になった。

宝塚の至宝・春日野八千代さんをはじめ、八千草薫浜木綿子
鳳蘭等64人のタカラジェンヌのなかに、私が一番好きだった
大浦みずきさんも入っていた。

今後、本拠地・宝塚大劇場に「宝塚歌劇の殿堂」が併設され、
舞台衣装などが展示されるとか。

4月5日オープンらしいが、しばらくは混み合うんだろうな。でも、
見に行きたいな、展示品。オープンから少々時間をおいて
行ってみようっと。

引き続き『64』(横山秀夫 文芸春秋)を読む。

昨夜は寝る時間を大幅にオーバー。今日は今日とて、危うく電車を
乗り過ごしそうになった。面白いじゃないかっ。