国語の問題
旦那が英訳された川端康成『雪国』を読んでいた。読み終わって
日本語版の文庫本を私の書棚から持って行った。
と思ったら、しばらくして本を片手に戻って来た。
「これは「こっきょう」でいいのでしょうか。それとも「くにざかい」?」
え…「くにざかい」じゃなかったっけ?あれ?そういや少し前に朗読会に
行った時に読んでいた人は「こっきょう」と読んでいた気が…。
わたしゃずっと「くにざかい」と読んでいるけど、どっちなんだろう。
それで思い出した。池波正太郎『剣客商売』も、わたしは「けんかく」と
読んでいるんだが、テレビドラマの番宣では「けんきゃく」って言うんだ
よね。
漢字は何通りにも読み方があるから、人によって読み方が違うの
かなぁ。ニホンゴ、ムズカシイネ。
引き続き『原発とメディア ─新聞ジャーナリズム2度目の敗北─』
(上丸洋一 朝日新聞出版)を読む。
やっぱり中曽根康弘と正力松太郎は、日本のエネルギー政策の
A級戦犯だよな。国内研究より、実用炉輸入を急がせたのだもの。