官製嫌がらせ

凄い嫌がらせだよね、文部科学省

元次官だった前川喜平氏を授業に招いた中学校に対して、その内容の
詳細を問い合わせたり、録音の提出を求めたりだってさ。

「役人は辞めたらなんでも言える」って発言した前川氏に脅えてるの?
加計学園関連で何か言われないか?

文科省の要求を突っぱねた名古屋市教育委員会はよくやったね。

天下り問題に関与して停職相当とされた」という文科省に対して
天下り問題は文科省全体、ひいては国家公務員全体の問題だろう」
と答え、「出会い系バーの利用など、国民から不適切と疑われる
行動があった人物を招へいするのは如何なものか」とのいちゃもん
には「バー云々については良心的な目的であったと報道されており、
講演を依頼するのになんら問題はない」と回答。

そもそも文科省は個別の授業内容に口出ししちゃいかんだろう。

それなのに林文科相は「法令に基づいた行動」なんて言い訳をして
いたけど、それ、どの法令か教えて。法令があったとしても憲法
より上位に位置する法令などないんだが。

「その確認の中に表現ぶりについて、もう少し慎重に検討した方が
いいと(担当課に)注意を促した」なんてことも言ってるんだな、
文科相は。

これは「これからもやるよ」ってことだよね。教育の国家統制
ですか。

じゃあ、誰が担当課に指示したのでしょうか。そこをはっきりさせ
てくれませんかね?

前川氏も大変だな。官僚辞めて一般人になったのに、文科省から
こんな恫喝受けてるんだものな。

今回、文科省が問題とした「出会い系バー通い云々」は元々政府筋が
読売新聞に流した印象操作だろう。

それを持ち出すのであれば、政務活動費でキャバクラ代やコスプレ
カラオケ代を支払っている林文科相文科相にふさわしいのか。
省内で検討してくれませんか?

引き続き『ヴィリー・ブラントの生涯』(グレゴリー・ショレゲン
 三元社)を読む。

ヴィリー・ブラント」って元々、彼のペンネームだったんだ。