バカな姉

入院中の話をもうひとつ。

救急搬送された2件の病院での採血や点滴、手術を受けた大学病院での
検査などで左右の腕が注射痕だらけだったからか。

手術前に点滴の針を刺されたのが右手の甲、親指の付け根近くだった。

手術当日と翌日、ベッドでウトウトしていた期間は良かったのだが
酸素マスクが外れて看護師さんから「痛いでしょうけれど、なるべく
歩くようにして下さいね」と言われてから、この点滴の場所が問題
だった。

手術後の傷の痛みがあるのでお腹に力が入らないので、起き上がるにも
腕を支えにしなきゃいけない。なのに利き手に点滴が入っているので
ベッドに手が付けない。

肘を支えに時間をかけて起き上がったところへ、下の妹が顔を出した。

「♪利き手に〜 点滴〜♪」と沢田研二「サムライ」の替え歌を歌って
いたら「痛いんでしょ。バカな歌、歌ってなくていいから」と冷たい眼
で見られた。

バカな姉ですいません。でも、思わず口をついて出ちゃったのよ〜。

尚、この替え歌、少々気に行っていて点滴が外れるまで時折ひとりでも
歌っていたことは内緒である。

引き続き『記者襲撃 赤報隊事件30年目の真実』(樋田毅 岩波書店
を読む。

やっぱり犯人は新右翼