天国と地獄
「【大散財トライアングル】明日11月3〜5日「神保町ブックフェス
ティバル」本の得々市ワゴンセール、河出書房新社×平凡社×国書刊
行会のバトルフィールドはすずらん通りです。10時、神田で待つ。
リュックサックは用意したか? 話はそれからだ。」
お、おう、リュックは用意した。だがな、問題は軍資金なのだ。この
3社が出展していたら、散財間違いなしだ。それなのに、何よ、この
挑発は。よしっ!受けて立ってやろうじゃないの。
という訳で、毎年恒例の神田ふるほん祭りに出陣である。え?溜まった
本を処分すると宣言したのに、また買うのかって?それとこれは別です。
古本あさりには最適の晴天の下、神保町に到着である。さすが3連休の
初日。あっちにもこっちにも古本をあさる人が。
で、目指しましたよ「すずらん通り」。しか〜し、国書刊行会・平凡社・
河出書房新社のワゴンに行き着くまでに作品社のワゴンで足止め。
だって、だって。「日本の名随筆 大放出」なんて貼り出してあるんです
もの。これを見逃す手はないでしょう。
あの巻も欲しい、この巻も欲しいで作品社ワゴンだけで幸せいっぱい。
もう気持ち的には天国にいるような神田ふるほん祭り。でも、毎年の
ことだがお財布には地獄である。
勿論、国書刊行会や河出書房新社のワゴンも見て来たし、靖国通りに
びっしり出ている古書店のワゴンでも散財して来た。
さぁ、いつ読もうか。それより、どこにしまおうかだな。ま、明日、
書庫を整理すればどうにかなるでしょ。ふふ〜ん。
引き続き『天人 深代惇郎と新聞の時代』(後藤正治 講談社)を
読む。
「コレジャナイ感」が募って行く。もしかしたら本田靖春『警察(サツ)
回り』を再読した方がよかった?