どこがまともだろうか
衆議院選挙が公示された。各党党首が日本各地で公示後初の
街頭演説なんだが、安倍晋三は福島の田んぼのど真ん中。
しかも聞けるのは関係者だけってなんでしょうか。
田園地帯をバックに国難を訴える格好いい僕ちゃん的な絵が
欲しかっただけかしら。
公明党の山口さんは「選挙の為には他の党と云々」となんとかの
一つ覚えのように野合批判。でもね、自民党と公明党って昭和の
時代は犬猿の仲ではありませんでしたか?これぞ最大の野合で
しょうにね。
さて、民進党崩壊でなんだかいや〜な感じがしている今回の衆院選。
そんななかで共産党の動きには感動すら覚える。
えだのんの立憲民主党が小選挙区で候補者を立てた選挙区や、希望の
党へ合流せずに無所属で出馬する元民進党議員の選挙区から早々に
自分のところの候補者を下ろしている。
組織がしっかりしているからだし、僅かの時間で取り止めの決断が
出来るってことはないかあればすぐに候補者を立てられるってこ
とでもあるんだよな。
私はノンポリなので基本的に支持政党はないんだが、公示前からの
共産党の動きを見ていると他の党よりはるかにまともに思えるわ。
さぁ、どうなるでしょうね。あ、そういえば希望の党の比例単独
名簿って順位決まってないって本当でしょうか。幹事長は誰?
選対本部長は誰?まだ代表しか決まってないってないよね。
『ショコラ 歴史から消し去られたある黒人芸人の数奇な生涯』
(ジェラール・ノワリエル 集英社インターナショナル)を読み
始める。
19世紀末のパリで当代随一の道化師と呼ばれた黒人芸人ショコラ。
歴史学者である著者が、ショコラの足跡を追ったノンフィクション。