蘇ったピョートル大帝か
民進党の前原代表は緑の狸・百合子ちゃんにまんまと騙された
のか?安倍晋三より右であり、極右の百合子ちゃんがリベラル
派を認めるはずのないことは政治の素人でも分かろうと思うの
だけど。
しかも「公認申請料300万円持って来い」だろう。ヤクザさんの
みかじめ料かよ。酷いなぁ。
既に希望の党には行かない宣言をしている民進党議員さんがいる
が、無所属ではなく前原代表を解任して民進党のまま出馬って
出来ないのか?
共産党や社民党は希望の党に行かない民進党議員と共闘すると
言ってくれているのだからさ。百合子ちゃんのところへ行きたい
人には出て行ってもらって、えだのん民進党でいいじゃないか。
『まんがでわかるウラジーミル・ウラジーミロヴィッチ・プーチン』
(トーエ・シンメ:漫画/名越健郎:監修 イースト・プレス)読了。
大統領になるまではほぼ無名。しかし、エリツイン大統領の後継指名
を受けてから何から何までボロボロになったロシアを立て直し、
「Forbes」誌の「世界で最も影響力のある人物ランキング」で4年
連続1位となったロシア・プーチン大統領。
私もずっと注目している。だって、元KGBのスパイなのよ、その人
が国のトップになっちゃったのだもの。スパイってだけで無条件で
興味津々なのに、毎年のように公開される「プーチン閣下の夏休み」
というプロパガンダ映像のなんと魅力的なことか。
ええ、やられてますよ、このプロパガンダに。私のパソコンの画像
フォルダには数々のプーチン閣下画像が保存されている。
プーチン関連の作品はお財布が許す限り購入して読んでいるが、
何作読んでも謎が多いんだよね。この人は。
本書は実際にロシアだけではなく、KGB時代の勤務地ドイツ・ドレス
デンなどにも取材に赴き、実際にプーチンを知る人にも話を聞いて
無名のスパイが大統領になって行く段階、その後のプーチンのロシア
を描いているので「プーチン入門書」というところかも。
ただ、この漫画家さんの画風が私には合わなくて絵面よりネームを
追うだけの方が多かったわ。
プーチン閣下を「独裁者」と表現するメディアもあるようだが、独裁者
と言うよりは「皇帝(ツァーリ)」なんじゃないかと思うわ。だって、
エリツィン大統領時代にオリガルヒ(新興財閥)が好き放題やって
自分たちの為だけに国の鐘を吸い上げていたのを手のひら返しして、
「強いロシア」の復活を目指したのだもの。
本書でも書かれているが、それはプーチンが尊敬するピョートル大帝
に重ねて自分を見ているのかもしれない。ピョートル大帝は辺境の国
だったロシアを「帝国」にした人物なのだから。
来年、2018年はロシアの大統領選挙が行われる。今のところ、閣下の
出馬は不明だが既にロシアでは「混戦が予想されるだろう、2位以下が」
なんてアネクドートが囁かれているらしい。
いつまで続くかな?現代に蘇ったピョートル大帝の治世は。