来日の目的

日立製作所が英国に建設する原発に、日本のメガバンクが融資する
建設資金を、日本貿易保険(NEXI)を通じて全額補償する。

阿呆か。日立製作所は一民間企業である。その民間企業の事業の
リスクを、なんですべての日本国民が背負わなければいけないのか。

東日本大震災で深刻な事故を起こした福島第一原子力発電を抱える
東京電力を税金で存続させている上に、今度は日立製作所かよ。

先日のイギリス・メイ首相の来日は日本からの原発輸出の補償を
日本政府に求める為だったってことですかね。メイ首相が帰国して
からの発表だもの、そうとしか思えない。

2.6兆円だって?他に使い道があるだろうと思うのよ。この輸出原発
全額補償以外にも年々高騰している防衛費だって、政府が勝手に
危機を煽って予算を釣り上げているだけなんだから。

いいよね、自分たちの懐は痛まないからなんにでも気前よく税金を
投入しようとする。

日立が東芝の二の舞になったらどうすんだろ?きっとまた、誰も
責任を取らないよね。

引き続き『ナパーム空爆史 日本人をもっとも多く殺した兵器』(ロバート・
M・ニーア 太田出版)を読む。

ナパームって結構簡単に作れるのか。