感動しなくても募金は出来る

今年も8月最後の週末恒例の日本テレビ「24時間テレビ」が昨日
から放送中。もう随分と見ていないんだけどね。

この番組、いつまで続けるんだろうか。特にあのマラソン。「やらなく
ていいことをやって、泣いている」との名言をどこかで見掛けたが、
何年か前の放送で車移動していたのがばらされてるのに。

あ、TOKIOの城島リーダーが走った年は時々見てたけどね。
「国道264号は城島を先頭に上下線ともに約5キロの渋滞」
なんてTwitterで実況されてたから。

「確かに人々の好意でこれだけの金額が集まりました。しかし
テレビの前の政治家の皆さん、自民党のみなさん。これは本来
あなたたちがやらなければいけなかったのですよ!」

これは第1回放送のエンディングでの大橋巨泉の言葉。これに
尽きるのではないかと思うわ。

チャリティと言う名の下で芸能人を多数起用して「さぁ、感動しな
さい」ってやるよりも、どんなハンディを抱えている人でも支障が
ないよう生活出来るようにするのは政治の責任なんだよね。

それにどこかに募金箱があれば募金する人は、こういう番組を
見なくても常に募金していると思うんだよね。

『黒い司法 黒人死刑大国アメリカの冤罪と闘う』(ブライアン・
ティーブンソン 亜紀書房)を読み始める。

共に家庭がありながら白人の人妻と関係を持ったことから、やっても
いない殺人事件の犯人とされ死刑宣告をされた黒人男性。彼の弁護士
となった著者がアメリカ司法の闇に迫るノンフィクション。