痛烈な一撃

先日の広島原爆投下の日に続き、今日は72年目の長崎原爆
投下の日である。

平和杵式典で安倍晋三様は先の広島での式典でのスピーチ
を焼き直したような内容の原稿を棒読みしていた。

それに対して長崎市の田上市長のスピーチはパンチが効いていた。
特に下記の部分。

「日本政府に訴えます。核兵器のない世界を目指してリーダーシップ
をとり、核兵器を持つ国々と持たない国々の橋渡し役を務めると
明言しているにも関わらず、核兵器禁止条約の交渉会議にさえ
参加しない姿勢を、被爆地は到底理解できません」

きっとこの部分も安倍様の心には響かないんだろうな。アメリカ様を
忖度することばっかり考えているのだろうから。まぁ、それ以前に
小型の核兵器なら憲法違反ではないみたいなこと言った過去が
あるしね。

広島と長崎への原爆投下では相当に広範囲で被曝している可能性
があるのに、今でも被爆者申請をしても却下される人たちがいるの
だよね。

戦後は終わってないと思うわ。

『コティングリー妖精事件』(ジョー・クーパー 朝日新聞社)を読み始める。

エルシーとフランシス。従妹同士のふたりの少女は小川のほとりに
現れた妖精を写真に収めた。コナン・ドイルをも巻き込んだ妖精出現
事件の謎に迫るノンフィクション。