国会が死んだ日

参議院本会議でテロ等準備罪と名前を変えた共謀罪が可決された。
今日は国会が死んだ日だ。

何度も言う。テロを未然に防ぐことなんてできやしないのだ。アメリカを、
イギリスを、フランスを見てみろ。テロは皆無なったか?なってないよね。

頭の中に蝶々が飛んでいるんじゃないかと思う金田法相の支離滅裂
な答弁で本当に審議を尽くしたと言えるのか。

忘れないからね、自民党公明党、そして維新。そして、野党もやる
ことが甘いわ。

民進党・福山センセイのフィリバスターぶりは買うけれど、なんで全員で
牛歩しなかった?戦争法案の時だって、山本太郎ひとり牛歩だったじゃ
ないか。

今回は7名ほどが牛歩したようだが、何故野党全員じゃなんだ?党代表
なら支持しろよ、蓮舫さんよ。

国会が死んだ。議会制民主主義も死んだ。でも、声を上げることは
止めない人たちがたくさんいる。政治家じゃなくてね、市井の人々。
だから批判眼を持ち続けたいわ。

長い物には巻かれないよ。フンッ。

引き続き『パリは燃えているか?[新版] 下』(ラリー・コリンズ&ドミニク・
ラピエール ハヤカワ文庫)を読む。

ドイツ軍に占領されてから4年。その音を鳴らすことのなかったパリの寺院
の鐘は、連合国軍のパリ入城と共に一斉に打ち鳴らされた。ドイツ軍に
とっては弔鐘だけどね。