オッズ上昇中

アメリカ・トランプ大統領がFBIのコミー長官を解任した件が波紋を
呼んでいる。

タイミングを考えても、やはり大統領選へのロシア関与の捜査を
阻止する為なのかねぇ。

そう言えば少し前にヒラリー・クリントンが「FBIがメール問題を蒸し返さ
なければ私が大統領だった」なんて言ってたな。潔くないわね。

ウォーターゲート事件で失脚したニクソン大統領も弾劾前にFBI長官
を解任していたことから、「第二のウォーターゲート事件」なんて呼ばれ
始めたようだ。

コミー長官の後釜に誰が座ろうと、それはトランプ大統領の息のかかった
人物だろうし、ロシア関与問題はうやむやかねぇ。

でも、アメリカは特別捜査機関を立てる可能もあるわね。アメリカ・メディアも
トランプ批判しているしね。

普段、アメリカの悪口ばっかり言っているけどアメリカのこういうところは
とっても羨ましいわ。捜査機関も、司法も、メディアも、政権の言いなりな
日本がどれほど情けないかと思うわ。

さて、トランプ大統領。「1期目で弾劾される」のオッズが急上昇している
らしい。60%だって。

引き続き『名編集者パーキンズ 下巻』(A・スコット・バーグ 思想社文庫)
を読む。

とある批評をきっかけにトマス・ウルフと決別。そして、遂にウルフの早過ぎ
る死か。