頭上注意

旦那「ただいま〜」
私「お帰り〜…って、頭になんか乗ってるけど」

金髪頭のてっぺんにちょこんと鎮座していたのは茶色いバッタである。
なんでそんなところにいるのか。

いや、そもそも車通勤のはずなのに、どこで乗っかられたのか。その金髪
頭を、ススキの原っぱだとでも思われたのかねぇ。

取り合えず土のあるところに返してあげないと可哀想なので、潰さないように
両手で包んで外の植え込みに逃がしたのだが土の上で大人しくじっとして
いた。

大丈夫かい?今度は人にくっついて行ったら駄目よ。昆虫食をする人だと、
天ぷらにして食べられちゃうからね。

尚、バッタの天ぷらは美味しいらしい。

引き続き『トランプ』(ワシントン・ポスト取材班/マイケル・クラニッシュ/マーク・
フィッシャー 文藝春秋)を読む。