許されることではない

「体に泥をつけているのを見たことがあり、とっさに口をついて
出た」
「過去に(抗議する人に)「シナ人」と発言する人がいて、つい
使ってしまった」

そして、「侮蔑的な意味があるとは知らなかった」だって?

はぁ?組織ぐるみで考えた言い訳がこれかね?大阪府警よ。
いい加減にしろよ、もう。だって、「土人」「シナ人」という言葉が
出てくる前に「「ぼけ」とか「黙れ、こら」とか言っているよね?

しかも機動隊員を戒める立場にあるチンピラ府知事は厳重に
注意するどころか、「売り言葉に買い言葉」だもんな。

沖縄・高江の米軍ヘリパパッド建設の反対派の中には問題ある
行動を取っている人もいるけれど、だからって警察官が差別的
発言をしていいってことにはならない。

「混乱を引き起こしているのはどっちか」と府知事は言うけれど、
それは日本政府じゃないのかしらね。

そもそも、他府県の機動隊が沖縄に入っていること自体、おかしい
と思うんだけど、どうなの?警察庁さん。

『ワシントンハイツ GHQが東京に刻んだ戦後』(秋尾沙戸子 新潮
文庫)を読み始める。

敗戦後、東京のど真ん中に現れたアメリカ。それは豊かさの象徴であり、
焼け野原に生活する日本人の憧れともなった。当時を人々の証言、
日米の資料に当たり、敗戦後の東京を描いたノンフィクション。