2日間の出来事

夏休みも大詰め。関東以外では既に新学期が始まっている地域も
あるのだけれどね。

もういくつ寝ると新学期という時期に来て、読書感想文だよ。勿論、
私ではない。一番下の姪である。

お盆に会った時に夏休みの宿題をほとんどやっていないとは姪の母
である妹から聞いてはいた。連日、オリンピック中継を観ていて寝る
のが明け方だってことも。

まぁ、オリンピックが終わったら慌ててやるんだろうなと思っていたオバサン
は、先週金曜日夜の電話に愕然とした。

「助けて〜。感想文が終わらない〜」

終わらないどころか本さえ読んでいない。読んでいないどころか、どんな
本がいいのかも決めてもいない。ドッヒャ〜。

いくら活字中毒のオバサンだって、姪の感想文の本までフォローしては
いません。しかも今読んでいる自分の本が面白いのです。他の本を読んで
いる時間はありません。

なので、奥の手である。先日読了したばかりの『13歳のホロコースト』の
感想を、高校生の感想に見えるように手を加える。ところどころ拾い読み
しながら。

ネットに適当な読後感を書くのとは少々勝手が違うので時間がかかった。
それでも今日の昼には姪に渡せたのでよしとする。

ほっとしていたら一緒に来た真ん中の姪がひとこと。「私のレポートも
手伝って〜」。

オバサンは自分の読書に戻りたいのでキッパリと拒否しました。宿題は
自力で済ませましょう。

『大統領の疑惑 米大統領選を揺るがせたメディア界一大スキャンダルの
真実』(メアリー・メイプス キノブックス)を読んでいる。

2004年のアメリカ大統領選挙の真っただ中。アメリカ・CBSが放送した番組
内容は子ブッシュの再選を脅かすものだった。軍歴詐称疑惑。アメリカの
メディアがいれまでにも放って来た大スクープに匹敵するはずだった報道は
いかに捻じ曲げられて行ったか。

当事者である女性プロデューサーによるノンフィクション。同名の映画作品
の原作でもある。