メダルの重み

異例と言うか、これはもう嫌がらせの域だろう。リオ・オリンピックへの
ロシア選手の出場問題だ。

開幕まで1週間だと言うのに、競技によっては未だ出場できる選手が
確定していない。検討待ちの選手のモチベーションは考慮されない
のか。

何度も言うけどさ、女子棒高跳びイシンバエワなんて過去にも
ドーピング問題で引っ掛かったことがないんだぞ。それなのに出場
不可ってのは理不尽じゃないか。

今回のドーピング問題に便乗して、メダル有力候補の選手の出場を
認めないなんてこともあるんじゃないのか?と疑ってしまうわ。

前にも書いたけど、日本ではロシア選手が出場しなかったら日本選手
のメダルの可能性は…なんて報道している。

ドーピングせず、本来の実力で勝てる強い選手と戦わずに得たメダルに
重みはあるのか?

夏季も冬季も、オリンピックは楽しみにしているのだけれど、今回に関して
はシンクロだけ見ればいいやってなっているわ、私は。

引き続き『ヒトラーのオリンピックに挑んだ若者たち ボートに託した夢』
(ダニエル・ジェイムズ・ブラウン 早川書房)を読む。

ふむ。当初ヒトラーはベルリン・オリンピックに乗り気じゃなかったのか。