信頼のブランド
夕方のニュースを見ていて驚いた。ファスナーと言えばYKK、YKKと
言えばファスナー。当たり前だと思っていたのだが、若い世代は
知らないんだね。
原因としてYKKの広報の人が言っていたのは、近年では使用する
メーカーの希望で製品にYKKの文字が入っていなかったり、目立た
ない場所に刻印しているからだとか。
なんてこったいっ!YKKと言えばファスナーの信頼のブランドである。
激安の洋服やバッグでも、ファスナーにYKKの文字があれば安心
して購入できるのに、その目印をなくしちゃダメじゃん。
YKKのファスナーはかみ合わせがいいんだよね。滑らかだし。
先日、そこそこの値段のカーゴパンツを買ったらファスナーのかみ
合わせが悪くて困ったもの。勿論、YKKではないメーカーの刻印が
あった。パンツ自体のデザインは気に入っているのだが、履く機会は
めっきり減りそう。
修理屋さんに出して、ファスナーだけYKKに取り換えてもらおうか
と考え中である。
『ヒトラーのオリンピックに挑んだ若者たち ボートに託した夢』
(ダニエル・ジェイムズ・ブラウン 早川書房)を読み始める。
ナチス政権下で開催された1963年のベルリン・オリンピックで、
アメリカ代表の9人のボート選手が巻き起こした軌跡を追う
スポーツ・ノンフィクション。