モラルなき世界

なんだろうなぁ。舛添東京都知事のあの会見。結局は会計責任者
が悪いので、自分は悪くないってこと?

おかしくないか?家族旅行も、家族での食事も、すべて領収書を
貰って会計責任者に渡してたのは誰なのかしら。

週刊文春」で取り上げられた問題については「精査する」と言って
いたはずなのに、肝心のその会計責任者にはどうしてこうなったのか
問い合わせていないんだよね。

何を精査したんだろう。もしかして「週刊文春」がどこまで掴んでいる
のかを精査していたのかしらね。

「金は返す」って言われてもなぁ。民間で同じことやったらどうなるか、
考えたことはあるのかしらね。まぁ、私は都民じゃないんで都政の
ことはどうでもいいんだけど、都内で税金落としているんだよな。

政界ってのは一番モラルなき世界なのかもね。

『新編 愛情はふる星のごとく』(尾崎秀美/今井清一:編 岩波現代
文庫)を読み始める。

ゾルゲ事件連座し、逮捕・起訴された尾崎秀美が、獄中から妻・
英子と娘・楊子に宛てて書いた書簡集。