いざ鎌倉

用事があって今日は鎌倉へ行って来た。ん〜、何年振りどころじゃない
な。十数年振りかぁ。

昼前に用事が済んだので、その足で鎌倉文学館へ立ち寄る。鎌倉ゆかり
の文士の原稿や手紙、愛用品の常設展も見たかったのだが、今日の目
当ては生誕130年を記念しての萩原朔太郎展。

朔太郎自身は甘えん坊のお坊ちゃんなのであまり好きではないのだけれ
ど、手書き原稿の展示は貴重。

そして、この鎌倉文学館は旧前田公爵家別邸を活用しているんだよね。
展示物に興味がなくても、この建物と庭園を見学するだけで十分に楽しい。

ゴールデンウイーク合間の平日とは言え、鎌倉は人が多いね。どこかで
お昼ご飯を食べようと思ったのだけれど、どこもいっぱい。

仕方なく鳩サブレーで有名な豊島屋で小さい鳩の形をした落雁をお土産
に買って帰って来た。

今日はあまり時間がなくて駆け足での見学だったけれど、今度行く時は
ゆっくり見て回りたいな。特に建物と庭園は。

庭園の薔薇が綺麗だったわぁ。

『五十嵐日記 古書店の原風景──古書店員の昭和へ』(五十嵐日記刊行
会:編 笠間書院)を読み始める。

東京・早稲田にある五十嵐書店。創業者・五十嵐智氏が山形から上京し、
神保町の古書店南海堂での修行の日々を綴った日記。

タイトル買いしたんだけど、上下2段組みだった…。