載った

帰宅して郵便受けを確認する。大判の封書がある。あれ?編集稼業
は開店休業なんだけれど、何かの資料しら?

と、思ったら封書に「第三種郵便物」のスタンプがある。雑誌なんて
頼んでないしなぁ。差出人にも心当たりがない。

中から出て来たのは「図書新聞」だった。

うわぁ、ネットの読書サイトに投稿していた感想文が図書新聞に掲載
されてしまったではないかっ!

その掲載誌を、サイトの運営会社が送ってくれたようだ。あー、びっくり。

感想文っていってもさ、ここで書いている読後感の部分をそっくりそのまま
投降しているだけなんだけどね。それでも嬉しい。

帰宅した旦那に報告したんだが「あなたは元々文章を書くのが仕事でしょう」
と言われた。

開店休業だったんで言われてから気がついた。そうだよな。広告屋とは言え、
文章書いてそれが紙媒体に掲載されていたんだっけ。

でもさ、それはお金と引き換えのお仕事。今回はのほほ〜んと本を読んで、
適当に感想を綴った文章が掲載されたので、ちょっと違うんだけどな。

『戦争報道 メディアの大罪 ユーゴ内戦でジャーナリストは何をしなかった
のか』(ピーター・ブロック ダイヤモンド社)を読み始める。

90年代に起こったユーゴ内戦。欧米のメディアがいかに偏向していたかを
早くから指摘していた著者による報道検証。