乗ってやろうじゃないの

仕事帰りに新刊書店をぶらぶらする。ふ〜ん、五代友厚ねぇ。
NHKの朝の連続ドラマで一躍注目されるようになった「五代さま」
じゃん。その人気に便乗しようって事か。

なんて思ったら、織田作じゃないかっ!33歳で亡くなった織田作之助
の作品が復刊しているじゃないかっ!

今、織田作の作品で店頭で買えるのは『夫婦善哉』くらいしかない。
これは買わないって手はないでしょう。

で、でも、朝ドラ人気の便乗商法にまんまに乗せられて買ったと思われ
るのは悔しい(誰にだ?)。

「ご、五代さまに惹かれた訳じゃないんだからねっ。織田作だから買うん
だからねっ」

まぁ、私の心の声なんて書店員さんにとってはどうでもいいんだろうが、
そんなことを念じながらまんまと便乗商法に引っ掛かってみた。

あ、読むのは大分先になりそうだけど。(^^ゞ

『「少年A」被害者遺族の慟哭』(藤井誠二 小学館新書)を読み始める。

少年によって我が子の命を奪われた被害者遺族は、何を求め、どうした
ら救われるのか。厳罰化が進む少年法ではあるが、殺人と言う罪を犯し
た少年たちは本当に更生したのだろうか。

長年に渡り被害者遺族を取材して来た著者によるレポートだ。