見る目がない
杉村太蔵の時になんで気が付かなかったかなぁ。自民党・谷垣幹事長
が公募議員の相次ぐ不祥事で公募制について触れた。
曰く「政策面はチェックできるが、個人の思想や素行のチェックは難しい」。
そして「結局は選挙で有権者に判断してもらうしかない」だって。
えー。じゃあさ、公募議員が問題を起こした時、有権者が首を切れる
権利でも与えてくれるのかしら?陶片追放でも導入してくれるとか?
そうじゃないよね。本人が「議員辞めます」と言わない限り、離党とか
でお茶を濁すんだよね。武藤センセイみたいにさ。
公募のすべてがいけないとは言わないけれど、ろくな人材が出て来ない
よね。国会議員もそうだし、お子ちゃま大阪市長の区長や校長の公募
でも不祥事連続だったよね。
なんかさ、自分たちの見る目のなさを有権者に転嫁しているように
思うのだけれどどうなの?
結局はどんなに素質がなくても素行が悪くても、ちょっと見た目がよく
て票が取れそうなら公認しちゃうんでしょう。宮崎元センセイのように
チャラくてもさ。
公募を続けるのであれば、何年かは現役政治家の下で秘書でもやって
から立候補させるとかすればいいのに。
引き続き『チェ・ゲバラの記憶』(フィデル・カストロ トランスワールドジャパン)
を読む。
フィデル・カストロって人の演説は本当に言葉がほとばしり出るようなんだ
なぁ。