天井知らず

福島第一原子力発電所の事故で飛散した放射性物質の除染費用
は環境省が立て替えている。

これまでに3810億円を東京電力に請求し、東京電力は3505億円を
支払いっている。

しかし、2013年末以降の除染費用について東京電力側が支払いを
拒否していると言う。

除染の効果はともかくとして、なんで？どこが事故を起こしたの？
東電の原子力発電所なんじゃないの？環境省が立て替えている
金って国民の税金ですよ。

それを返済しないってどういうことかしら。当事者はどなた？東電
じゃないの？

「除染は公共事業としてやるべき」と言っている政治家センセイも
いるようだ。

どれだけ東電に税金をつぎ込む気なんだろうな。そもそも、除染
費用を最終的にどうするか。ちゃんと決めてから立て替えてるのかも
疑問だけどな。

引き続き『全電源喪失の記憶　証言・福島第一原発──1000日の真実』
（共同通信社 原発事故取材班/高橋秀樹：編著　祥伝社）を読む。

事故真っ最中に現場へ入って、作業員さんたちが大勢いる場所で
怒鳴り散らす菅直人ってやっぱりバ菅だわ。