攻められるのは誰

なんだろうな、TPPの国内対策。「攻めの農業」とか言ってなかった
かしらね。

それなのに、米は政府買い上げの備蓄米を増やして米価下落を
防ぐ?

関税が下がる牛肉や豚肉の畜産農家には損失分の穴埋めを拡大
する法整備をする?

何、これ。これまでのバラマキ農政とどこが違うの?教えてっ!エライ人。
あ、誰に聞けばいいのさ。TPP交渉担当の甘利センセイか?

あれかな。TPPに参加すると安い外国産食材は入って来るけど、国内で
はまたもや湯水のように税金が使われるって理解でいいのか。

いろんなものの財源がないとか言ってるけど、あるところにはあるんじゃ
ないの?それ、他に使い道ないのかしらね。安倍が海外で景気よくばら
撒いてくる支援金とかさ。

「攻めの農業」って納税者の懐を責める農業ってことだったのかしらね。

玉の井という街があった』(前田豊 ちくま文庫)を読み始める。

東京の東側。玉の井はその昔、私娼窟を抱える赤線地帯だった。
著者自身の体験・取材を元に、その実態を描いた作品である。