ややこしい

スホーイ24。アフガニスタン侵攻の際に初めて実戦に投入された
旧ソ連の大型戦闘爆撃機である。

現在はISへの空爆に投入されているのだが、このスホーイ24がシリア
国境付近のトルコ領空を侵犯したとしてトルコ軍に撃墜された。

わちゃ…。何をややしいことをしてくれたんだか。どうなるのよ、今後。

トルコ側は「警告したが応答がなかったので撃墜した」と言うし、ロシア側
は「問答無用で撃ち落とした」って言うし。どっちなの?

パイロットふたりはパラシュートで脱出したそうだが、うちひとりは現地の
武装勢力に捕まったとかなんとか。

その武装勢力ってどこよ?シリア国内にいる武装勢力ってISだけじゃない
でしょう。

ただでさえシリア紛争を追うのが大変なのに、トルコもロシアもこれ以上
事態をややしこくしないで〜。

あ…報復なんてしないよね、ロシア。

引き続き『戦火のサラエボ100年史 「民族浄化」もう一つの真実』(梅原季哉
 朝日選書)を読む。

やっぱりオスマン・トルコの支配下にあった時は結構、平穏だったのね。
イスラムに改宗した人は多かったようだけど。