住みたいところ

ジュンク堂に住んでみる」。こんなイベントをやっていること自体を
知らなかったよ。

いいな、いいな。新刊書店で1泊なんて。Twitterでのユーザーの呟き
から始まった企画で、昨年は東京、今年は大阪の店舗で行われた。

今年の応募倍率は約150倍だったとか。紙の本は苦戦しているけど、
やっぱりみんな本屋さんが好きなんだね。

「住んでみる」と言ってもジュンク堂に1泊するだけなのだけれど、
これ、いいよな。売り場面積の広い新刊書店だと売り場を見て
回るのに時間がかかるのだもの。

夜通し本を読んでいた人もいたようだが、もし、参加できるようなら
売り場の隅から隅まで回って、じっくりと本を探して見たいね。

きっと普段なら手を出さないジャンルの本にも興味が出て来るかも
しれない。だが、それを全部購入できるかとなったら別問題なのだ
けれどね。

新刊書店でのこんな企画もいいけれど、私は出来ることなら国会図書館
に1年くらい住んでみたいわ。絶対、無理だろうけれど。

『原爆を盗め! 史上最も恐ろしい爆弾はこうしてるくられた』(スティーヴ・
シャンンキン 紀伊国屋書店)を読み始める。

第二次世界大戦時、イギリス・アメリカは連携して才能ある科学者を
集めて新型爆弾の開発に着手する。一方、建前上は対ドイツで歩調
を併せるソ連だが、英米が握っている情報を盗もうとスパイを送り込む。

ヒトラーよりも早く新型爆弾を作らなければ世界は滅亡する。人類の
歴史を変えた原子力爆弾の開発の歴史ノンフィクションだ。